20歳があえいでいる
20歳があえいでいる。
20歳は、この日本に希望を感じてはいない。
20歳は、この国の就業の暗さと自己実現の難しさに途方にくれている。
20歳は、この国の借金の多さと、増える高齢者の多さに押しつぶされそうになりながら、高齢化社会をなんとか笑顔で生きられないかと模索をしている。
政治家よ、現政権よ。
一握りの人間が儲かる社会を作ることに尽力している政権よ。それを景気の向上とよぶ政権よ。
頼むからもう少し節約してくれ。
未来にツケを回さないで、この高齢化社会を、日本が数十年乗り切る施策をとってくれ。
20歳が、個性を生かして世の中に貢献できるよう、希望を自己実現にかえていけるよう。
20歳が生き続けていけるよう、年寄りが若い者にのしかからないで世の中が成り立つよう、慎ましく世界を成り立たせることをやってくれ。
それが、20歳を社会に迎える大人の最低限やるべきことじゃないか。