いま言葉にできること

Miumiブログ。世界を、時代を、現代を見つめて、言葉は真実をあきらめてならない。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Y.Hさんに向けた言葉

何かを失った人こそ美しい。何かを失った人こそいとおしい。あなたはかつて、『完全無欠』だったのではないだろうか。今やあなたはかつての精神をそのまま宿して、体の半分をうしなっている。抵抗する人は美しいだろうか?従順な人こそ、美しいのではないだ…

ニブンノイチと変な夢

なにかを決めなきゃいけない。利害は対立する。結局多数決で決める。多数決ってなんだろう。ニブンノイチを超える事だ。なぜニブンノイチ未満は無視されるんだろう。決めるって、ニブンノイチ未満を無視することだ。宜野湾市長選の開票結果が出た。多数決は…

おもうこと

人は孤独なとき何をするのだろう。人は孤独の時、本を読むのだろう。その本は孤独な詩人が書いたものがいい。世界で自分がたった一人だとしても、たった一人の人は自分だけではないとわかるから。世界は、知性なく上品でない「良い人」で溢れ始めている。人…

順応と無関心と忘却

何冊もこの人の本を読んでるのに、全く何ひとつ身についてない感じがする。人は個として思索するものであり、身につくようなものじゃないんだろうな、と暗澹とする。それにしても辺見庸は凄い。もう何十年も《ファシズム》と戦っている。いつも日常に追われ…

3歳の女児の孤独と地獄。

なんか臭いものっておいしいなぁ。つまりお餅に納豆とネギ。苦くって生臭くっておいしい。子供は泣いただろう、熱湯を顔にかけられたとき。火がついたような声で叫び泣いただろう。それとも3歳にして熱湯をかけられる死の痛みにすら忍耐できるほどの恐怖を植…

人は昔、もっと冷たくてもっと強かった

福岡高裁宮崎支部、強姦事件控訴審の逆転無罪判決。警察のDNA鑑定について「捜査官の意向を受けて鑑定不能とした可能性を否定できない」と、捜査当局による証拠隠しの可能性に言及。新聞を斜め読みしながら思った。人は昔、もっと冷たくてもっと強かった。今…